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It’s been real
 voidとは空虚、空隙、からっぽ、空洞など意味し、空虚/虚とはむなしく実体のないこと。
 ここに示した空洞(トンネル)は、内部に人や車などない状態で撮影を行った。
 しかし、ほんとうに空っぽで空隙だろうか?

 voidを、客観的「状態」を示す用語として用いたが、意味がない、真実ではない、虚妄、むなしい、うわのそら、ということにはならない。山体を貫くこれら空洞は一見空隙、からっぽに思われるが、“虚”が充満し、むなしく実体のない状態(嘘=フィクション)とは対極をなす。

 “虚”とは、無限に集積してもまた“虚”であり、超空洞とは「“虚”の充満した場所」である。

 現代社会における境界とは、“虚”の姿をなし、一見むなしく、実態が見えにくいのかもしれない。
トンネルハンター     
バウンダリ・桐原・ヨウイチ
〒541-0051 大阪市中央区備後町3-1-2アトラスビル2F
Tel 050-3469-0021 Fax 06-6229-2321
『トンネルハンター VOID / 超空洞』
日程 : 2011年7月11日(月)〜16日(土)
時間 : 12:00〜19:00(最終日〜17:00) 期間中休廊なし
企画:今林 幹雄 /(有)ヘモグロビン
制作:バウンダリ・桐原・ヨウイチ


VOID 超空洞


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